出典:JIS
2016年12月1日より衣料品の洗濯品質表示が変更になりました!世界統一基準に則した洗濯品質表示タグに変更になりました。そこで気になる新マークの意味を解説表を基に分かりやすく解説します。新洗濯表示情報をまとめてみました!
平成28年12月から洗濯表示が変わりました。
(洗濯表示とは、繊維製品品質表示規程第2条第3号の「取扱い表示」のことをいいます)
ニュースでも話題になっていました。
出典:フジテレビ系(FNN) 11/30(水) 22:14配信
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そこで新洗濯品質表示の見方やクリーニング屋さんに洗濯物を出す時のポイントなどを解説します。
新しい『品質表示』のポイント
出典:消費者庁
新洗濯表示で一番気になるのは日頃行うご家庭での洗濯機で行う洗濯注意点ですね。
特に手洗いや弱水流、色落ち注意物などを仕分けして洗う物を分けるときに気になります。
そこで最初に重要な点から解説します。
まず見方です。
新表示が並んでいますね。
重要なのはこの5つ並んでいる表示の見方になります。
ポイント:左上から右下の順番で重要度が決まる点です。
この表示の場合、
洗濯機で水温は40度以下、弱水流で漂白禁止・乾燥機禁止・アイロンは中温・
クリーニングの場合は石油系ドライとなります。
最後に注意点(ネット洗濯をお勧めします。)を読んで終了です。
このように基本はこの下に記載してある基本表記が印字されています。
そしてこの5つの表記1つ1つに洗濯に必要な点が付加されて表記されます。
洗濯機のマークから樽マークに変更になってますね・・・・
世界基準なので樽の方がアイキャッチで分かりやすいと判断された模様です。
一番、判断に苦慮すると思われるのは
①水温 ・・・ やたら温度が高い 90度 の表記がありますが海外だと熱湯で洗濯するのが一般的な国があるためです。日本人の感覚だと普通に水道水&お風呂の残り水で問題なしです。
洗剤の違いも国別にかなりの差があるので幅広い数字になっているようです。
②水流 ・・・ 「線(ー)」これもどうすればいいか???ですよね
日本で使われている洗濯機の標準だと「線(ー)」が一番当てはまる表記のようです。
なので「線(=)」の場合は弱水流で洗濯してみると調度いいかもしれません。
*衣類とお使いの洗濯機の機種によって差異がありますので予めご了承ください。
今までの表示と比べるとなんとなく理解できそうですね。
この新表記はけっしてコンセントの表記ではありませんよ。(笑)
陰干しするのは日本独特のやり方のようですが日本の要求が通って表示されるようになったそうです。
ご家庭でアイロンは良く使うので早くマスターしましょうね。
基本、化繊系は低温・綿系は中温・麻系は高温なのでアイロンをかける前にちゃんと確認しましょう。
詳しくは消費者庁の一覧を参照下さい。
http://www.caa.go.jp/hinpyo/pdf_data/150331_kouhyoubun.pdf
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新しい『品質表示』の意味
次に新しい品質表示の意味を解説します。
家庭洗濯の基本は上記の3点を押さえておけば大丈夫ですね。
アイロンは十分な注意の上、行いましょう。
クリーニングに出す場合はクリーニング屋さんにお任せすれば大丈夫です。
*レザーや新素材物・特殊素材・染色堅牢度が気になる色物は信頼のおけるクリーニング店さんにご相談ください。
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新しい『品質表示記号』
記号の細かい意味は下記のようになります。
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まとめ
ついに始まった新洗濯表示・・・
しかし2016年11月現在のショップで販売されている衣類品のほとんどは旧洗濯表示の商品ばかりです。
12月から入荷する商品から徐々に新洗濯表示に切り替わってくると思われます。
海外ブランドのH&M ・ZARA ・GAPなどは元々世界基準なので変更はありませんが・・・
しかしながら洋服は古着を含めると寿命が1年~2,30年はあるので完全に切り替わるまではかなりの時間を必要とするようです。
只、現実的な話だと正しい洗濯ができれば問題ない話なのでこの記事を参考に早く新しい洗濯表示記号
に慣れてもらって正しい洗濯を行ってくださいね。
くれぐれも間違った洗濯の仕方で大切な洋服を台無しにしないように注意しましょう。